企業解剖ファーマフーズ

累計3,000万本の育毛剤を売る会社を徹底解剖する。ファーマフーズの商品ラインを薬剤師が一次資料で照合する

PRこの記事には商品へのアフィリエイトリンクを含みます。掲載は薬剤師が成分と一次資料で選んだもので、報酬の有無で評価や順位を変えていません。
✓一次資料の照合済み添付文書・製品表示・決算資料で照合(2026-09-24)
ファーマフーズの商品ラインを区分・有効成分・価格で照合した表。ドンホワィドンは第3類医薬品でL-システイン240mg/日、ニューモは医薬部外品でセンブリエキス等 有効成分3種、ニューモVは医薬部外品で有効成分5種(+2成分)。区分は各商品の添付文書・製品表示に基づく。
ファーマフーズの商品ラインを区分ごとに一次資料で照合した一覧(薬剤師確認)
まず結論
  • ファーマフーズの通販ブランド「タマゴ基地」は、第3類医薬品と医薬部外品が同じサイトに並ぶ。買う前に、まず区分を見る。
  • 第3類医薬品のドンホワィドンは、添付文書レベルでハイチオールCプラス2と同じ中身だった。
  • 医薬部外品のニューモは有効成分3つ、後継のニューモVは5つ。「V」の中身は成分が増えたことで、効能の強さが変わったわけではない。

この連載では、会社を「どの一次資料を開けば判定できるか」で3つに分けている。添付文書を開く【製薬会社】、届出情報を開く【食品・飲料メーカー】、そして成分の出どころを開く【素材メーカー・受託製造】だ。ファーマフーズは3つ目にあたる。卵からHGPやiHAといった独自成分を自社で作り、それを自社ブランドの商品にも載せている会社なので、まず見るべきは「その独自成分が有効成分なのか、そうでないのか」になる。

ファーマフーズは東証プライムに上場する京都の企業で、卵の酵素工学を軸に医薬品・医薬部外品・健康食品を手がけている。通販ブランド「タマゴ基地」にはシミ対策の医薬品から薬用育毛剤まで、性格の異なる商品が同じ売り場に並ぶ。この連載は、1社の商品ラインを丸ごと解剖する。1本目のドンホワィドンと2本目のニューモ/ニューモVを、まず区分で整理し、そのうえで価格と効能の読み方を一次資料でそろえる。

1区分で見る。医薬品と医薬部外品は同じ棚でも別のルール

商品区分主な有効成分1日あたりの目安
ドンホワィドン第3類医薬品L-システイン240mg/日約221円
ニューモ医薬部外品センブリエキス等 有効成分3種目安 約7,380円/本
ニューモV医薬部外品有効成分5種(+2成分)目安 約7,970円/本

第3類医薬品は薬機法上の医薬品で、添付文書に効能・用法・用量・相談することが定められている。医薬部外品は医薬品より緩やかな規制の区分で、有効成分とそれ以外の成分を表示上で区別する。同じ「タマゴ基地」ブランドでも、この2つは受ける規制も、確認すべき一次資料も違う。買う前に見るべきなのは、まず商品名でも価格でもなく、この区分そのものだ。

2ドンホワィドン(第3類医薬品)。添付文書で見ると、他社と同じ中身だった

ドンホワィドンは、しみ・そばかす・日やけなどの色素沈着症を効能に持つL-システイン製剤だ。添付文書を確認すると、1日量(3錠)はL-システイン240mg・ビタミンC500mg・パントテン酸カルシウム24mg。これはエスエス製薬のハイチオールCプラス2と、添付文書レベルで成分・分量・効能が同一だった。違いは1日の錠数(3錠と6錠)、服用できる年齢、そして価格(1日あたり約221円と約95円)の3つだけになる。

詳しい照合と比較表は個別記事にまとめてある。➜ ドンホワィドンの判定記事を読む

Amazonで見る(PR)

3ニューモ/ニューモV(医薬部外品)。有効成分は3つと5つ、「V」は成分が増えた後継品

ニューモは薬用育毛剤の医薬部外品で、有効成分はセンブリエキス・グリチルリチン酸ジカリウム・D-パントテニルアルコールの3つ。これは薬用育毛剤で広く使われてきた定番の組み合わせだ。後継のニューモVは、ファーマフーズ自身の決算資料に「5つの有効成分を配合」とある。卵黄由来のHGPは、製品表示では有効成分でなく頭皮保護成分に分類されている。

詳しい照合と「育毛剤と発毛剤の違い」は個別記事にまとめてある。➜ ニューモ/ニューモVの判定記事を読む

Amazonで見る(PR)
Amazonで見る(PR)

4価格の物差しをそろえる

区分が違う商品を並べて「高い」「安い」を語っても意味がない。医薬品は1日あたりの有効成分量で比べ、医薬部外品は同じ有効成分を持つ他社品の相場と比べる。ドンホワィドンは同処方のハイチオールCプラス2より1日あたり約2.3倍、ニューモ/ニューモVは有効成分が薬用育毛剤の定番範囲に収まる。数字の意味は個別記事のほうが詳しい。「初回○円」のような値引き表示の読み方は「初回500円」は、どこから違反になるのかに、製品名が効能を先取りする構造はアレルケアは、なぜ「アレルギー」と書かないのかにまとめてある。

5この記事のポイント


【監修】まさ(現役で通販事業の顧問を務める薬剤師/薬機法管理者・景表法第1級)

【出典・確認日】

掲載している社名・ロゴ・商品名は各社の商標または登録商標です。この記事は各社から依頼・提供・監修を受けたものではなく、当サイトが公開資料をもとに独自に作成しています。掲載内容の修正やロゴ・画像の取り下げのご依頼はメーカーの皆様へからご連絡ください。

そのサプリ、要る?要らない?

飲んでいるサプリが自分に必要か、飲み合わせは大丈夫か。売る側でない薬剤師が、要るものは勧め、要らないものは正直に要らないと伝えます。初回はメールで無料。

薬剤師に相談する(初回無料)