比較

睡眠サプリを機能性表示食品の届出で横断比較する。成分・悩み別に薬剤師が整理

PRこの記事には商品へのアフィリエイトリンクを含みます。掲載は薬剤師が成分と届出表示で選んだもので、報酬の有無で評価や順位を変えていません。
届出照合済み消費者庁データベースで照合(2026-07-02・販売中)
睡眠系サプリの主要6成分と、機能性表示食品の届出の対応表。薬剤師が消費者庁のデータベースで1件ずつ照合した記録で、L-テアニンは届出番号B306、GABA(γ-アミノ酪酸)は届出番号H1209、グリシンは届出番号A42、クロセチン(クチナシ・サフラン由来)は届出番号F454、ガセリ菌CP2305株(L. gasseri CP2305)は届出番号F302、ラフマ由来ヒペロシド・ラフマ由来イソクエルシトリンは届出番号K568。届出表示は各届出者による表示であり、機能性表示食品は消費者庁長官の個別審査を受けたものではない。
図:睡眠系サプリの成分と機能性表示食品の届出の対応(消費者庁データベースで1件ずつ照合)
まず結論
  • 睡眠サプリは「成分名」でなく、「自分の悩み(寝つき/中途覚醒)」と「届出の対象」で選ぶ。
  • 寝つき=グリシン・L-テアニン、中途覚醒=クロセチン、ストレス込み=GABA・CP2305、が目安。
  • 下の比較は、各製品の届出番号を消費者庁データベースで照合した内容にもとづく。

1届出のある睡眠サプリと、届出のない睡眠サプリは何が違うか

比較の前に、線を一本引いておきたい。ドラッグストアの棚に並ぶ睡眠向けの商品は、機能性表示食品として届け出られたものと、届出のない、いわゆる健康食品に分かれる。見た目もパッケージの雰囲気も似ているので、ここは意識して見ないと区別がつかない。

違いは、機能を表示できる根拠がどこにあるかだ。機能性表示食品は、事業者が科学的根拠を自分の責任でそろえ、販売前に消費者庁へ届け出た製品で、その届出内容には番号がつく。番号がつくということは、第三者があとから中身を確認できるということでもある。届出のない健康食品には、この照合先がない。だから「よく眠れる」といった表現が書けないし、書いてあればそれは制度の外に出ている表示になる。

ここで大事なのは、届出があること自体が品質保証や効果の保証ではない、という点だ。国が個別に審査して許可を出すトクホとは仕組みが違い、機能性表示食品は届出制になる。それでも選ぶ側にとって意味があるのは、番号を手がかりに、その製品が何を対象にした届出なのかを自分で確かめられるからだ。制度そのものの読み方は機能性表示食品とはに、表示の語尾の読み方は届出表示の読み方にまとめてある。

以下の比較表は、その番号を実際に消費者庁のデータベースで引いて照合した製品だけを並べている。

2成分名で選ぶと外す。だから悩みで引く

睡眠サプリは種類が多く、広告を見比べてもどれも良さそうに見える。けれど選ぶ軸はひとつでいい。自分の悩みが「寝つき」なのか「夜中に目が覚める」のか、そして製品の届出がその悩みを対象にしているか。ここが合えば、製品は自然に絞れる。

下の表は、本サイトで届出番号を照合した代表製品を、悩みの対象で並べたものだ。届出表示の読み方はこちら

3比較表(届出照合済み)

成分代表製品(届出番号)届出の対象向く悩み
グリシングリナ(A42)睡眠の質・深い睡眠寝つき・眠りの浅さ
L-テアニンネナイト(B306)睡眠の質眠りの質・起床時のだるさ
GABAネルノダ 粒タイプc(H1209)睡眠の質+一時的ストレス睡眠+仕事のストレス
クロセチンナイトミン 眠る力(F454)中途覚醒・起床時の疲労感夜中に目が覚める
ガセリ菌CP2305ディアナチュラ乳酸菌CP2305(F302)睡眠の質+精神的ストレス+腸ストレス・胃腸も重なる人
ラフマ由来成分ルナタイム(K568)月経前の気分+睡眠の質(女性限定)生理前に眠れない人
ラフマ由来成分北の大地の夢しずく(D209)睡眠の質のみ(男女問わず)性別問わず眠りの深さを整えたい人
5-ALAアラプラス 深い眠り(D425)睡眠の質眠りの質に満足していない人

数字(成分量)はパッケージと届出資料で別途確認したい。GABAは血圧型・ストレス型の製品もあり、ここは睡眠型の例を挙げている。ラフマ由来成分は届出者によって対象が違い、ルナタイム(K568)は「月経周期が正常な健常成人女性」に限定される一方、北の大地の夢しずく(D209)は男女問わず睡眠の質のみを対象にしている。5-ALAも「アラプラス 深い眠り」のほかに血糖値を対象にした届出を持つ成分で、糖尿病治療薬を服用中の人は糖尿病治療薬との飲み合わせを確認したい。

4目的別の選び分け

5重複と飲み合わせの横断注意

複数のサプリを重ねると、成分が重複したり、合計の摂取量が増えたりする。睡眠用とストレス用を同時に使うときは、GABAなどの量が過剰にならないかを見ておきたい。薬を飲んでいる人は、自己判断で足さず、飲み合わせを確認する。とくに血圧の薬や睡眠薬との併用は相談が先になる。

6この記事のポイント


【監修】まさ(薬剤師・運営者/薬機法管理者/景表法第1級/コスメ薬機法管理者)

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